真夏の夜、裏窓の脱皮ショー
夕飯を終えてキッチンでの後片付け中、
ふと北側の窓に目をやると何やら黒いものがブロック塀に・・・。
すわ、ゴキちゃんか!?
身体が反射的に後ずさる。
のっぺり平らではなく、全体的に丸みを帯びている容姿。
洗い物の手を止め、目を凝らして見ると「今から脱ぐよ~」と言わんばかりのセミ!
触覚のある生き物は苦手なくせに、呼び寄せた高校生の娘は写メール片手に
食い入るように見つめている。
意外に愛らしいまん丸い目。
透き通るようなグリーンの姿態。
小さく小さく折りたたまれていた薄い羽が、目に見えないゆっくりさで
次第に広がっていく・・・。
釘付けになることおよそ30分。
野良猫の通り道である危険地帯での脱皮はどうやら成功の模様。
セミの羽はきらきらと月明かりに反射していた。
・・・東京校の我が家からのレポートでした。(撮影は娘。)
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