Archive for the ‘救急法’ Category

リスクマネジメント研修第1回:無雪期の登山技術講習

金曜日, 10月 31st, 2014

外は紅葉まっさかりの菅平高原。

気持ちの良い秋晴れのもと、講師としてNPO法人信州まつもと山岳
ガイド協会やまたみの石塚氏をお迎えし、2014年度のリスクマネジメント
講習の第一回『無雪期の登山技術講習』を行いました。今回は特に、
『学校登山』に特化したテーマでの研修。

IMGP6240s
まずは室内での講習で、学校登山におけるガイドの役割、立ち位置、
等について学びました。

その後は全員で根子岳へ現場講習に。

生徒集合前の確認事項・集合時の話内容・準備体操等々、順を追って
一つづつみんなで確認。参加者の方もそれぞれ質問したり、「自分
だったらこうする」という話を交えながらの活発な話し合いをしました。

一通りの確認を終え、登山開始。
東屋まで登ったところで、休憩の際の声かけ・衣服調整・の確認
をしてから、アルプスの山々を眺めながら昼食休憩を取りました。

その後はそれぞれスタッフが基本の装備以外に工夫している救急
道具の披露会と、実際の搬送やロープワーク勉強会。

講師からの「あれもこれも持って行って難しい技術を使うより、
あるもので・シンプルに・手早く手当をする、ということが大事」
という言葉にみんな納得。

参加者の方からの活発な疑問や提案と、講師の的確かつユーモア
のあるアドバイスで、実りある研修会となりました。

第二回・第三回のリスクマネジメント研修会の詳細はこちらから!

IMGP6262sIMGP6271s
IMGP6280sIMGP6301s
IMGP6308sIMGP6317s

根子岳登山・搬送法研修

水曜日, 4月 30th, 2014

今日はインタープリターの皆様と根子岳登山と救急搬送法の研修を行いました。

今日の天気は雨。
しかし、体験学習の登山でも、突然の雨に見舞われることがあります。
雨の登山の危険性を把握するという意味では、研修日和のお天気となりました。

IMGP3584

登りながら子どもたちと登山をする時の注意点を話したり、
途中の休憩場所で意見交換したりしました。

IMGP3588IMGP3589

「はじめから濡れることがわかっていれば、ゴム製の手袋がいいよ」
「晴れているときは、軍手が通気性が良くて一番いいかも・・・」

服装や危険性を注意することで、予想外の天気でも、危険性を回避できるし、
登山を楽しむことができる。

予想外の天気に関わらず、自然の中活動する時には、
天気と上手につきあうことで、
よりその場を楽しむことができるではないかと思います。

IMGP3599

後ろを振り返ると、雲間からきれいな景色が見えました。

下山した後は、室内で救急搬送法の研修を行いました。

IMGP3612

IMGP3615IMGP3616

一人で搬送するより、複数で搬送したほうが圧倒的に
一人にかかる負担は少なくなることがわかりました。

IMGP3630

登山をする時に必ず持っているもので、上のような
搬送器具を作りました。

ザックの荷物は空にし、ストックに上着をまきつけ
写真のようにひっかけます。

IMGP3627IMGP3628

立ち上がる時は少し力を必要としますが、
立ち上がってしまえば、何も使わないで背中に背負うより
楽に歩くことができました。

グリーンシーズンに向けて、スタッフ、インタープリター一同
頑張っていきます。

 

 

 

 

 

 

リスクマネジメント講習会

土曜日, 3月 15th, 2014

IMGP2935_R

 

 

 

 

 

 

 

今回のリスクマネジメントは、濱谷氏を講師に招き

「雪山のルートファインディング」

IMGP2940_R

 

 

 

 

 

 

コンパスの使い方、現在地や磁北線の割出し方、地形図の見方

等々を習い、冬におこりやすい問題についても話をしました。

そして、お昼をはさんで午後は外で実践!

IMGP2945_R IMGP2951_R IMGP2959_R

 

 

 

 

道を見失った時、自分の位置が分からなくなった時、目的地までのルートを探す時

色々なケースに備えて何度も何度も地図とコンパスを使ってみます。

 

そして、午前中に話した「冬の問題」。

いろいろな注意ポイントが挙げられ、今回歩いたところにその中の1つ、雪庇を発見!

IMGP2963_R IMGP2969_R IMGP2970_R

 

 

 

 

けみちゃんが身を挺してその危険を教えてくれました。

あるとわかっていても怖かったそうなので・・・

みなさんも雪上を歩く際はご注意ください!

 

最後は・・・

IMGP2984_R

 

 

 

 

 

 

少人数のグループに分かれてビバーク場所の設営に挑戦!

IMGP3009_R IMGP3026_R IMGP3003_R

 

 

 

 

IMGP3017_R IMGP3019_R IMGP3024_R

 

 

 

 

 

6グループ6様!

色んなビバークの仕方があることがわかりました。

 

リスクマネジメントは一度学べばそれでよし、というものではありません。

経験からうまれた疑問や対応策を持ち寄り、共有し、共通認識として情報交換を

していくことが大切だとのこと。正解も一つではありません。

そして、今回増やした引き出しがいざという時にあきやすいよう、

普段からの練習も忘れないように・・・

様々なケースに対応できる技を増やしていきたいですね

 

 

 

 

 

 

 

雪上リスクマネジメント講習会

土曜日, 2月 9th, 2013

今日は、濱谷弘志氏を講師に迎えて雪上でのリスクマネジメントについて学ぶ一日
関東・甲信越より27名の方々にご参加いただきました

午前中は、低体温症や凍傷などの予防、対応についての座学


午後は雪洞掘りと、病人搬送の実技
まずは室内でポイントなどを教えてもらい・・・


3班に分かれていざ実践! まずは雪洞
三者三様な雪洞ができあがりましたが、ほとんどの方が経験者で分担作業もおてのもの!

次は病人搬送
こちらも各グループオリジナルの包み方、ロープの縛り方などがありました
持ちあげて運ぶ、雪の上を滑らせて運ぶ・・などなど

最後に、「何が正しいかではなく、色々なバリエーションをこういう場で共有してもらえればと思う。その状況に合わせて臨機応変に対応してください」と、濱谷さん。

これで満足ではなく、情報収集を続けて視野を広げることも大事なことなんですね。

今後の活動にも役立てていきましょう
あ・・・もちろんアクシデントに合わないための予防が先決ですが!

MFA(メディックファーストエイド)講習会

金曜日, 4月 15th, 2011

群馬県から新保政道氏にお越しいただき、スタッフ全員で救急法のひとつであるMFAを受講しました。
http://www.mfa-japan.com/
アメリカで考えられた救急法を日本用にアレンジした教材を使いながら、講習は進んでいきます。
9時半~19時までのみっちり10時間!

いくつかコースがある中で、今回私たちが受けたのは、2つ。
・血液感染性病原体コース
・ベーシックコース

ベーシックコースは、事故に遭遇してから患者の状態を確認し、
応急処置にいたるまでの行動パタンを学び、さまざまな症状に応じた処置を学ぶ。
ぜんそくやアレルギー症状、切り傷や暑熱症状など、
私たちの活動で起こりうることばかりだ。

今回、一番勉強になったのは、教材には載っていない新保さんのお話。
ものすごく豊富な経験と、チャレンジングな取り組みが、独自の確固たる考えを支えてる。
私たちの質問に対して返ってくる意見に、何度も自分たちの活動を考えさせらせた。

【やるべきリスクマネジメントの程度は、参加者との関係性によって決まる】
【参加者に起こりうるリスクは、活動の中身ではなく、目的(着地点)によって変わる】

やみくもに救急法やればいいってもんじゃない。
目的に基づき、いろいろな場面を想像する力が必要だ。
そして危険は、参加者との信頼関係が深まるほど、回避されやすくもなる。

目的は? 参加者のことどれだけ理解してる?
常に問いかけていたい。