うっそうとした森。
わずかな隙間をねらって差し込む光は、またたくまに地面を照らす。
縦横無尽に動き回るスポットライトは、森を明るく照らし、暗い陰も演出する。
その境目を渡る虫はせっせと獲物を運び、
一面にちらばる木の実はだまって寒さと暑さに耐える。
人が歩いて歩いて、根がこんなに露(あらわ)になりました・・と言いながら、なおも歩く。
木の実を手にとり観察したら、ポーンと遠くへ放り投げる。
人って勝手だな。
でもね、これにまさる楽しみはないからしょーがない!
森を歩き、観察する。
シンプルだけど奥深き遊び。